私がトレードをするときに必ず行うのがシナリオを作るということです。
この後どういう動きをするかというのを予想して、その流れに乗っているときのみトレードを行うのです。
特に上位時間足でのシナリオはすごく大事で、私の場合は4時間足でどんな動きになるかシナリオを描いて、どっちの方向にトレードするか、つまり売るか買うかを決めます。
その後30分足でもシナリオを描き、利益が十分得られそうならばトレードするという感じです。
シナリオの立て方については下の8月の記事を参考にしてください。
ポイントは上位時間軸でどちらの方向に進む可能性が高いのか、それがはっきりするまではトレードしないということ。
そして執行時間軸では上位時間軸と同じ方向に進む可能性が高いか、十分利益が出る可能性があるのかを主にみます。
この二つの時間軸で同じ方向に進むシナリオが立てられてようやくトレードをするわけです。
なので、正直なところ売買サインなんて何でも良いと思っています。
移動平均をまたいだらでも良いし、クロスしたらでも良いわけです。
重要なのはきちんとシナリオを立てられているか、そちらの方向に進む可能性が高く、十分に利益を見込めるトレードなのか(まだ上昇余地があるのか)どうかです。
シナリオを作るときの注意点
トレードするためのシナリオを作る時ですが、気をつけてほしいことがあります。
それは上位時間軸からシナリオを作っていくということです。
執行時間軸から作ると間違えることがあります。
というのも、執行時間軸で綺麗にダブルトップができていたらやっぱり売りたくなります。
その後で上位時間軸をみと売りバイアスのかかった状態でみることになるので、上位時間軸でも売れそうな気がして売りシナリオを作ってしまうのです。
なので、上位時間軸でシナリオを描き、どっち向きにトレードするか決めてから執行時間軸でシナリオを描いてトレードチャンスを待つのが良いと思います。
たぶん熟練のトレーダーになれば上位時間軸の流れに逆らっても勝てるんでしょうが、私のような新米には無理ですし、今勝てていない人なら尚更難しいんじゃないでしょうか。
待つのもトレード!
よく言われることですが、待つのもトレードは肝に銘じた方が良いと思います。
トレードしたいからと自分に都合の良いシナリオを作ってトレードしちゃうっていうのは、初心者の方が良くやってしまう間違いです。
私も昔はポジポジ病で、とにかくチャンスとみればすぐにポジションをもってしました。
そういう人はまず勝てません。
1日のトレードチャンスなんてせいぜい2,3回です。
丸1日トレードできな日も珍しくありません。
トレードで100%負けない方法はトレードしないことだ、なんていうのは良くいわれることですが、トレードせずにチャンスをうかがうのはタダで絶対損はしません。
ここだ!ってチャンスが来るまで何日でも待てば良いと思うんです。
3日に1回しかチャンスがなくても、週2回トレードできて20pipずつ取れれば1ヶ月150pipは取れます。
月150pip安定して取れればそれだけで生活できちゃいます。
私は月に100pip勝てれば良いと思っていて、とにかく負けないようにトレードしています。
すると運が良ければ300pip取れる月もありますから、1年を通すと結構利益が出ます。
毎日何回もトレードしてて、それでも勝てないって人は、しっかり勝てるシナリオを立てて、待って待ってここだ!って時にトレードするようにしてみてください。
それだけで大分収支改善するんじゃないでしょうか。